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離婚に伴う不動産の名義変更で、どのような費用がいくらかかるのか分からず、不安に感じていませんか。
名義変更には、税金や専門家への報酬など複数の費用がかかり、その内訳を事前に把握しておくことが、円満な手続きの鍵となります。
本記事では、名義変更にかかる費用の詳しい内訳と、それぞれを賢く抑えるためのポイントを解説いたします。
新しい生活への費用負担を少しでも軽くしたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
離婚時の不動産名義変更でかかる費用①税金

離婚による不動産の名義変更では、まず費用全体を把握することが大切です。
ここでは、名義変更で発生する可能性がある3つの税金について、解説していきます。
登録免許税と軽減措置
不動産の名義変更では、所有権が移ったことを登記するために、登録免許税が必ず課されます。
登録免許税の税額は、不動産の固定資産税評価額に税率を掛けて算出します。
固定資産税評価額は、毎年お住まいの市区町村から届く納税通知書で確認することが可能です。
離婚時の財産分与を原因とする名義変更の場合、税率は原則として2.0%と定められています。
この税率は、相続など他のケースと比べて高めに設定されており、財産分与に特化した軽減措置は基本的にありません。
譲渡所得税の特別控除
不動産を渡す側に課税される可能性がある税金としては、譲渡所得税が挙げられます。
これは、不動産を譲渡した際に得た利益(譲渡所得)に対して課される税金のことです。
財産分与では、不動産を購入したときよりも価値が上がっている場合に、利益が出たとみなされ課税対象となることがあります。
その場合、譲渡所得から最高3,000万円までを控除できる「居住用財産の3,000万円特別控除」を使うことが可能です。
この特例を適用すれば、譲渡所得が3,000万円以下の場合、税額をゼロに抑えることができます。
ただし、この特例は夫婦間の譲渡には適用されないため、必ず離婚が成立した後に名義変更をおこなわなければなりません。
贈与税がかかるケース
離婚時の財産分与は、夫婦が協力して築いた財産を分け合う行為のため、原則として贈与税は課税されません。
これは、慰謝料や離婚後の生活費といった意味合いで、不動産が分与された場合でも同様です。
しかし、この非課税の原則には例外があり、分与された財産の額が多すぎると判断されると注意が必要です。
夫婦の協力で得た財産の額など、様々な事情を考慮して社会の常識からかけ離れた部分は、贈与とみなされる可能性があります。
もう一つの例外として、贈与税や相続税を免れるための偽装離婚だと、税務署に判断されたケースです。
この場合、財産分与という形をとっていても実態は贈与とされ、財産全体に贈与税が課されてしまいます。
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離婚時の不動産名義変更でかかる費用②手数料

前章では名義変更にかかる税金について述べましたが、ご自身で用意する書類にも費用がかかります。
ここでは、名義変更に必要な書類の発行手数料や、効率的に集めるコツについて解説いたします。
必要書類と手数料
不動産の名義変更の際、渡す側が用意するとくに重要な書類は、登記識別情報(いわゆる権利証)です。
本人の実印を証明するための印鑑証明書も必要で、市区町村の役所で1通300円程度で取得することができます。
一方、受け取る側は、新しい所有者の氏名や住所を証明するために、住民票を用意しましょう。
さらに、双方で協力して準備する書類として、登録免許税の計算に使う固定資産評価証明書があります。
こちらは不動産がある市区町村の役所で取得し、手数料は1通300円~400円程度です。
このほか、名義変更の理由を証明する財産分与協議書や、場合によっては戸籍謄本なども求められます。
書類集めの時短・節約術
住民票や印鑑証明書などは、同じ役所でまとめて取得できることが多いため、事前に訪問先を1つにまとめておきましょう。
とくに、マイナンバーカードをお持ちであれば、コンビニ交付サービスの利用が可能です。
このサービスは、役所が閉まっている時間や休日でも証明書を取得でき、手数料も窓口より安く設定されています。
遠方の役所から戸籍謄本などを取り寄せる場合は、現地へ行く手間や交通費を省ける、郵送請求を活用すると良いでしょう。
法務局が発行する登記事項証明書についても、オンラインで請求手続きをおこなうことで、窓口より手数料を安く抑えられます。
二重払いを防ぐコツ
せっかく集めた書類に不備があると、法務局で申請が受理されず、余計な費用や時間がかかってしまいます。
このような事態を避けるもっとも良い方法は、提出前にご自身でチェックリストを作って、確認する習慣をつけることです。
たとえば、印鑑証明書の有効期限(発行後3か月以内)が切れていないかは、必ず確認すべき項目です。
登記簿に記載の住所と現在の住民票の住所が違う場合、先に住所変更の登記が必要になるため注意しましょう。
申請書に書いた不動産の情報が、登記事項証明書などの内容と完全に一致しているかも見比べることが大切です。
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司法書士への依頼費用

ここまで税金や書類発行の手数料を解説しましたが、専門家への依頼費用も、おさえておきましょう。
最後に、手続きを依頼する司法書士の報酬と、費用を抑えるコツについて解説していきます。
登記内容別の報酬相場
不動産の名義変更は司法書士へ依頼するのが一般的ですが、報酬は事務所によって異なります。
離婚の財産分与による所有権移転登記を依頼した場合、報酬の相場は6万円~10万円程度です。
ただし、これは基本的な手続きの費用であり、状況に応じて追加の手続きが必要になることもあります。
この抵当権抹消登記には、追加で1万円~2万円程度の報酬がかかるのが一般的です。
また、登記簿に記載されている住所が現在の住所と違う場合も、先に住所変更の登記をしなければなりません。
この登記名義人表示変更登記にも、同じく1万円~2万円程度の追加報酬が発生します。
見積もりと契約の注意点
司法書士への依頼費用を抑えるためには、複数の事務所から事前に見積もりを取ることが重要です。
見積もりを比較する際は、総額の安さだけで判断せず、費用の内訳をしっかり確認しましょう。
司法書士へ支払う費用は、どの事務所でも同じ額になる「実費」と、事務所ごとに違う「報酬」に分かれています。
そのため、比較すべきなのは、この司法書士報酬の部分がいくらかという点です。
後から追加費用が発生しないよう、見積もり時には業務の範囲を明確にすることが大切です。
契約書では報酬と実費がきちんと分けて書かれているか、業務内容が具体的に示されているかを確認しましょう。
専門家へ依頼するべきか
費用を抑えるなら、自分で手続きをおこなう、「本人申請」という選択肢も考えられます。
この方法であれば、司法書士への報酬が一切かからないため、金銭的なメリットは大きいでしょう。
しかし、不動産登記の書類作成は専門性が高く、少しの間違いでも申請は受理されません。
少しでも複雑な要素があったり、手続きの確実性を重視したりする場合は、専門家への依頼も検討しましょう。
時間的・精神的な負担を考えると、司法書士に任せるほうが結果的に安心な方法だといえます。
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まとめ
離婚時の名義変更では登録免許税が必ず課され、不動産の価値が上がっている場合は、譲渡所得税がかかる可能性があるため注意が必要です。
手続きには、登記識別情報や印鑑証明書などが必要で、コンビニ交付サービスなどを活用すると、手数料を抑えつつ効率的に集められます。
司法書士への報酬は6万円~10万円が相場で、手続きが複雑な場合は、時間や手間を考えて専門家への依頼を検討しましょう。


新庄 延行
- ■キャリア
- 23年
- ■資格
- 宅地建物取引士
リゾート物件の活性化を目指し、休眠分譲地・空き家の再生・循環を目標とし活動しております。伊豆・熱海、甲信・中部、北関東・東北、近畿などその他エリアを含むグループ会社所有別荘地を販売しており、破格で別荘地をお求めになる事ができます。ご興味のある方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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