別荘地が欲しいときは何をすれば良い?選定から購入までの流れを解説
別荘地が欲しいときは何をすれば良い?
休日は大自然に囲まれてゆっくり過ごしたいと考えている方のなかには、別荘の購入を検討している方がいらっしゃることでしょう。
別荘地は都会やベッドタウンとは異なり、車や人通りが少ないことからストレスを感じずに過ごすことができます。
しかし、選び方を間違えると不便に感じたり、財産として価値が無くなったりすることで、負動産となってしまう可能性があります。
本記事では、別荘を購入する際の選び方や、やっておくべきことなどについて解説します。
別荘地購入までの流れ
別荘地を購入するまでは、下記の流れで進行します。
目的を整理
別荘地や別荘を購入する際、なぜ必要なのかといった明確な目的が必要です。
別荘地には通常の物件と同様に敷金・礼金だけではなく、固定資産税や都市計画税、光熱費といったランニングコストが発生します。
そのため、費用対効果に見合う満足度が得られるのか、利用頻度はどれくらいなのかといったことを考えておきましょう。
不動産会社に問い合わせる
別荘地や別荘も一般住宅と同様に、不動産会社に問い合わせて購入します。
別荘は一般住宅よりもチラシやインターネットに掲載されている物件数が少ない傾向にあります。
自分の希望条件に合った別荘地を購入するためには、不動産会社に問い合わせて相談してみることが大切です。
現地視察
チラシやパンフレット、インターネット上では別荘地周辺の環境や建物内の細部などを確認できないものです。
そのため、気になる物件があれば不動産会社に相談し、実際に現地へ足を運びましょう。
現地を確認する際には、メジャーやカメラなどを用意しておくことで、家具や家電の配置を決めたりあとから見直したりすることができます。
資金相談
現地を確認し、購入の意思が固まったあとは不動産会社にローンや頭金といった資金面の相談をします。
お客様のなかには別荘地を購入し、あとから住宅を建てる方もいらっしゃると思いますが、こちらも資金相談をする必要があります。
不動産会社に相談することで、ローンを利用する際は金融機関などを紹介してくれるため、スムーズに話を進めることができます。
契約締結
ローン審査を通過したあとは、印鑑と身分証を持参して不動産会社との契約を締結しましょう。
一般的には別荘地などの分譲物件を購入する際、頭金が必要になることが多いです。
そのため、頭金の要不要は資金相談のときに話しておくと良いでしょう。
別荘地の選び方
別荘地を選ぶ際、自宅からの所要時間や、やろうと考えられているレジャーなどを検討しましょう。
別荘地を購入した方のなかには、遠すぎて購入前に想像していたよりも利用頻度が少なかったという方がいらっしゃいます。
また、自宅から近くてもやりたいことができなかった、という方もいらっしゃるものです。
そのため、別荘地の選定時には先述した目標を整理し、明確に何がしたいのかなどを決めておくことが重要です。
建物の形式から選ぶ
別荘地を選ぶ際、一戸建てやマンションのほかに、土地だけ購入したあとに住宅を建てるといった考え方があります。
一戸建てには新築と中古があり、どちらも契約を締結してからすぐに利用することができます。
また、一戸建ての物件は上下の階層に人がいないことから、マンションと比べて生活の自由度が高い点が特徴です。
新築・中古マンションの場合も契約を締結してからすぐに利用でき、一戸建てと比べて設備が充実している傾向にありますが、上下左右を気にかける必要があるなど、せっかくの息抜きも十分にできないことがあるため注意しましょう。
また、注文住宅のように、自分好みの別荘を建てたいという方は別荘地のみを購入しましょう。
土地を所有していれば不動産会社や設計事務所、工務店との打ち合わせののちに理想の別荘を建ててもらうことができます。
建設前後に決めごとや確認事項は多いですが、その分高い満足度を得られるというメリットがあります。
おわりに
本記事では、別荘地を購入するまでの流れや選び方について解説しました。
別荘地は購入・所有する目的を明確にしてから不動産会社に問い合わせ、現地を確認したうえで契約を締結します。
別荘地によっては利用頻度が少なかったり、やりたいことができなかったりするため、目標を明確にすることが重要です。
今後別荘地の購入を検討している方は、本当に必要なのかを十分に検討しておきましょう。