お気に入り
別荘を購入したあとは定期的にメンテナンスを行おう
別荘を購入したあとは定期的にメンテナンス
「休日は自然に囲まれ、都会の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたい」
このように考える方のなかには、別荘の購入を検討される方がいらっしゃると思います。
念願の別荘を購入しても、メンテナンスを怠ると劣化が進行し、快適に過ごすことができなくなります。
本記事では、別荘にメンテナンスが必要な理由や建てられている場所ごとに別荘が受ける影響などについて解説します。
メンテナンスが必要な理由
別荘は一般的な住居とは異なり、毎日利用しないため利用頻度が低い傾向にあります。
毎日使用する住居は設備の劣化が進行しにくく、汚れなどが蓄積されにくいことから、キレイな状態を保つことができます。
また、住居は都心部やアクセスが良好な場所に建てられていることから、トラブルが発生した場合でも業者の対応が素早いものです。
一方、別荘地は山間部や海沿いなどに建てられていることが多いため、都心部とは異なりさまざまな影響を受けやすい環境です。
たとえば、海沿いの場合は塩害や、山間部では虫食いといった被害が挙げられます。
最適な状態を維持しつつ、快適に生活を送るためには定期的なメンテナンスが必要です。
別荘のメンテナンスには、下記のような方法があります。
定期的に換気する
使用頻度が少ない別荘は湿気やホコリなどが溜まりやすく、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。
少量のカビや雑菌はハイターなどで取り除くことができますが、大量に繁殖すると業者による処理が必要になります。
カビや雑菌の繁殖を防ぐには、定期的に換気を行うことが重要です。
室内にこもった空気を入れ替えることで、別荘を劣化させる要因となる湿気やホコリを室外に出すことができます。
こまめに掃除する
室内に蓄積されたホコリや汚れは、年月を経るごとに固まってしまい、なかなか取り除くことができなくなります。
そのため、別荘を購入したあとはこまめに掃除を行い、ホコリや汚れなどが溜まらないようにしましょう。
特に、山間部の別荘は掃除を怠った場合、水分による腐食や虫食いといった被害が発生しやすいものです。
快適に生活するためにはこまめに掃除を行い、キレイな状態を維持することが重要です。
エリア別の別荘が受ける影響
こちらでは、山間部と海沿いに分けてエリア別の別荘が受ける影響についてご説明します。
山間部
山間部では落ち葉が雨樋などに蓄積されることで排水機能が低下したり、虫に食われたりといった被害が考えられます。
また、都心部よりも高い標高に建てられている別荘は紫外線による影響を強く受けるため、劣化が進行しやすくなります。
そのため、山間部の別荘を購入する際は紫外線に強い塗料を使用するなど、事前の対策が必要です。
海沿い
海の近くでは、潮風がもたらす塩害を受ける可能性が高いです。
塩害は建物の鉄部分や塗膜などを都心部よりも早く劣化させるため、しばらく見ないうちにサビていた、ということがあります。
塩害の被害を最小限に抑えるためには、業者に依頼してこまめに点検してもらうことが重要です。
別荘のメンテナンスが必要な箇所
別荘のメンテナンスが必要な箇所は、外壁や排水部、キッチン、寝室などさまざまな場所が挙げられます。
外壁については塗料の剥がれや穴あきなどの被害に遭う可能性が高いため、別荘利用時には外周を見て回るようにしましょう。
また、別荘をしばらく使用していなかった場合、カビ臭く感じることがあります。
その場合、どこかにカビが繁殖している可能性があるため、別荘に到着したあとは水回りなどを確認することをおすすめします。
別荘の劣化を防ぐためには、使用頻度を考慮して定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
おわりに
本記事では、別荘を購入したあとにメンテナンスが必要な理由についてご説明しました。
別荘は一般的な住宅よりも使用頻度が少ないため、汚れや紫外線、塩害といった被害に遭いやすい傾向にあります。
被害を最小限に抑えるためには使用頻度を上げたり、別荘全体を定期的にメンテナンスしたりすることが重要です。
購入した別荘を長期間使用するためにも、業者にメンテナンスを依頼しましょう。
