別荘への移住の現実は?メリットとデメリット・移住する際の注意点も解説!
在宅ワークの普及が進み、地方への移住者が増えていていますが、移住の候補地に別荘地が選ばれることも多くなってきました。
しかし実際は「別荘地に移住すると困ることはないか」を不安を感じる方も多くいらっしゃるようです。
今回は別荘地への移住の現実やメリットとデメリット、そして移住する際の注意点を解説します。
別荘地を購入して移住したい方や、別荘を購入したいとお考えの方はぜひ参考になさってください。
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別荘地への移住の現実とは?
別荘地に移住すると聞くと、自然に囲まれた場所で優雅な生活をするイメージの方が多いのではないでしょうか。
実際に移住した方の声をもとに、別荘地への移住の現実についてまとめてみました。
定住者もいる
別荘地はシーズン以外は閑散としているように思うかもしれませんが、実は移住してきている方も一定数います。
やはり別荘としての利用者のほうが多いため、ハイシーズンのときはより活気が出ます。
働き方改革の影響により、地方や別荘地への移住に対する需要は高まっているようです。
また、ひと昔前は別荘地と聞くと「お金持ちが行く場所」「贅沢物件」というイメージが強くありました。
しかし別荘は購入する以外にも、貸し出しで利用できる場所が増えていることから、以前に比べて別荘地への敷居は低くなっています。
買い物がしづらい
別荘地での移住は、買い物施設の選択肢が少なくて生活に困るという現実もあります。
コンビニやスーパーマーケットへ出かけるにも、車で30分~1時間かかることは珍しくありません。
さらに、オンラインショッピングなどの配送サービスで対象外エリアになっている別荘地もあります。
このように別荘地は買い物施設が近くになく、日用品の買い出しに時間がかかることや、お店の選択肢が少ないこともよくある現実です。
とくに都会での暮らしに慣れている方なら、別荘地の移住生活をはじめると不便を感じるシーンが多いかもしれません。
しかし農園が近い別荘地では、自家製の食材を譲ってもらえることもあるようです。
自然の豊かさゆえに良好なご近所付き合いができることも、都会にはない別荘地の移住ならではの強みといえそうです。
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別荘地に移住するメリットとデメリット
自然があって落ち着いた環境の別荘地だからこそ、生活するうえで良い影響もあれば困ることもあります。
続いては別荘地に移住するメリットとデメリットを解説します。
別荘地に移住するメリット1:豊かな自然に囲まれた暮らしができる
別荘地の多くは、自然が豊かな場所を選んでつくられています。
海辺や高原、森林などの自然と共存ができ、心身ともにリフレッシュできることでしょう。
海に近い場所なら毎年アウトドアレジャーを楽しめ、山や森であれば野鳥が飛んできたり、木いちご摘みをしたりと自然に触れ合うことができます。
そしてごはんどきは空気のおいしい場所で地産の新鮮な野菜を味わい、夜は満点の星空を見上げる、このような生活が送れるのも自然がそばにあるからこそです。
忙しく時間が過ぎていく都会暮らしと比べ、自然と共存できる別荘地での暮らしは、非日常的ですてきな体験になることでしょう。
別荘地に移住するメリット2:人間関係が楽になる
別荘地には定住者もいるものの、避暑・避寒のために訪れる方が多いため、田舎への移住と比べるとご近所付き合いは少なくなる傾向があります。
人間関係に気を遣うことがほとんどなくなる点も、別荘移住のメリットといえます。
人と関わりを持つことが好きな方には物足りなさを感じるかもしれませんが、人間関係がなくなるわけでもありません。
たとえば別荘オーナーたちの憩いの場となっている喫茶店があるので、そのような場所へ足を運んでみるとどうでしょう。
きっと新たなコミュニティが生まれ、感覚の近い者同士楽しいひと時を過ごせるはずです。
このように、程よい距離感の人間関係を築きやすいのも別荘地への移住の良さではないでしょうか。
別荘地に移住するデメリット1:インフラ整備が不十分であることが多い
自然豊かな立地であるがゆえに、道路や電車などの交通インフラが整っておらず、移動が負担になるケースもよく見受けられます。
移動が不自由に感じてしまう点は、別荘移住のデメリットになりやすいです。
また、上下水道や電気、インターネットなどの生活インフラも整っていないことがあります。
別荘への移住に向けてさまざまなインフラを整備する必要があり、労力やお金がかかることも考えられます。
別荘地に移住するデメリット2:管理に手間がかかる
別荘地によっては、都心部ではなかなか経験しない除雪や草刈り作業などが必要になることがあります。
別荘地の管理をせずに放置してしまうと、ケガの原因になったり不法投棄されてしまったりと、トラブルを招く恐れがあります。
もし所有する別荘の敷地内でトラブルが起こった場合は、オーナーとして責任を取る必要も出てくるでしょう。
そのほかに、維持管理費や固定資産税といった管理のためのコストもかかります。
定期的な手入れや費用負担など、管理が大変になる点は別荘移住のデメリットです。
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別荘地に移住する際の注意点
別荘地への移住に関するさまざまなメリットとデメリットをご理解いただけたところで、最後に別荘地へ移住する前に知っておくべき移住の注意点をご紹介します。
別荘暮らしを憧れで終わらせず、また失敗しないためにも、注意すべきポイントを押さえて対策していきましょう。
別荘地に移住する際の注意点1:別荘地は目的に合わせて選ぶ
別荘地へ移住する際は、移住生活でどんな暮らしをしたいかを考え、目的に合った別荘地を選びましょう。
穏やかに暮らすためなのか、家族との触れ合いを増やすためなのかなど、移住の目的によって周辺環境の見るべき条件も変わってきます。
目的や希望に沿って別荘での移住生活をスタートさせることができれば、つまずいて途中でやめてしまうといった失敗も少なくできます。
別荘地に移住する際の注意点2:知っている別荘地だけで選ばない
別荘地と1口にいっても、そのエリアは多数存在します。
たとえば静岡の別荘地といっても、伊豆市や熱海市、伊豆の国市、函南町、伊東市などがあります。
さらに駿河湾側と相模湾側とでエリアの特性や相場が変わるため、自分にとって最適の別荘地を選ぶには多くの候補をもつほうが良いです。
そのため自分が知っている別荘地だけではなく、もっと範囲を広げて探すのがおすすめです。
別荘地に移住する際の注意点3:シーズン以外の情報も調べておく
別荘地の情報を入手しようとすると、避暑・避寒のベストシーズンの情報ばかりに目が向きがちです。
しかし実際に移住を経験した方の声には「避暑地の冬は寒すぎる」といったものもあります。
「涼しいところ」など、最適な時期に訪れた際の感覚で移住を決めてしまうと、ほかの季節との大きな差に驚いてしまうでしょう。
夏だけ、冬だけの利用では問題にならなかったことも、移住を決めると部屋の暑さ・寒さ対策や窓の湿気対策などが必要になります。
別荘地の物件選びは、シーズン以外の季節の情報も知っておく必要があります。
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まとめ
別荘への移住は、自然豊かな暮らしを実現できて煩わしい人間関係もない反面、維持管理の大変さや定期的な手入れの必要性などデメリットもあります。
しかしデメリットに対して事前に対策しておけば、快適な別荘暮らしが実現できます。
働き方の変化、そして別荘に対する敷居の低さも徐々に出てきて、理想の暮らしを叶えやすい時代がきたのではないでしょうか。
豊かな自然があふれる別荘への移住で、ゆったりと心ゆくまでスローライフを楽しむ人生もいいですね。
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