別荘を平屋で建てるメリット・デメリット!おすすめの間取り・設備も解説
別荘を建てようと思うと、どのような間取り・設備が良いのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
忙しい毎日から抜け出し心身をリフレッシュするためには、平屋の別荘を建てることは最良の選択肢いえるかもしれません。
今回はそんな別荘の選択肢のひとつである平屋のメリットとデメリットをご紹介し、さらに別荘を平屋で建てる場合におすすめの間取りや設備について解説します。
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別荘を平屋で建てる4つのメリットとは?
まずはじめに、別荘を平屋で建てるメリットを詳しく見ていきましょう。
開口部を広くとれる
別荘を平屋で建てると、開口部を広くとれるメリットがあります。
開口部とは建物の出入りや通風、採光などのために設けられた部分のことで、玄関や勝手口、窓、天窓などを指します。
平屋は2階建てと違って上階を支える構造を必要としないため、柱や壁をシンプルにつくることが可能です。
したがって四方の開口部を大きく配置でき、明るく開放的なデザインに仕上げることもできます。
美しい眺望を見ながらゆったりとくつろいだり、風や光を多く取り込んで自然を感じたりするのは、平屋別荘ならではの良さではないでしょうか。
自由にデザインしやすい
2階がない平屋では、個性的なデザインでも設計しやすいのがメリットです。
2階建ての住宅は「総二階」と呼ばれるのっぺりとした外観になることが多いですが、平屋は違います。
シンプルなI型だけではなく、L字型、コの字型、ロの字型といったさまざまな外観が選べます。
屋根の形状も一般的な三角屋根だけでなく、片流れ屋根や陸屋根などさまざまですが、個性的な形の屋根にすれば存在感が際立つおしゃれな外観に仕上げることも可能です。
柱の本数を減らせる平屋は、開放的で広いリビングにできるのも魅力です。
そのほか天井の高さや間取りなど、細部までこだわってデザインしやすいのが平屋の良さといえるでしょう。
冷暖房効率が良い
平屋は上下階への空気が流れない分、冷暖房が効率よく稼働することもメリットになります。
2階建ての別荘では2階のエアコンの冷気が下階へ逃げたり、反対に1階の暖房が上階へ流れていくことがあります。
1階のみの空間である平屋ならこのような温度差が生じることがなく、効率的に空調を整えることが可能です。
寒暖差が大きい別荘地でも、平屋であれ快適な空間で過ごしやすいでしょう。
生活しやすい
生活スペースが1階のみで完結するため、長く生活しやすいのも平屋別荘のメリットに挙げられます。
バリアフリー設計にすれば、小さな子どもからお年寄りの方まで幅広い世代が快適に過ごせる環境を整えられます。
別荘でのパーティーなど、多くの来訪者があるときもみんなが心地よいひと時を過ごしやすいはずです。
また2階に部屋がないことから、掃除や修繕などの管理にかかる手間が少なくなる点も平屋別荘の良さといえます。
別荘暮らしをするなら、なるべくストレスは軽減したいものです。
平屋の別荘なら、心穏やかに空間を共有しやすいといえるのではないでしょうか。
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別荘を平屋で建てる3つのデメリットとは?
デザイン性や快適性があって、平屋は別荘にうってつけの選択肢にも思われますが、デメリットも気になりますよね。
続いては平屋の別荘を持つデメリットを確認しましょう。
坪単価が高くなりやすい
平屋の別荘は、2階建てと比べると坪単価が高くなりやすいデメリットがあります。
総建築費用を見ると平屋のほうが安い場合もありますが、坪単価は平屋のほうが高くなる傾向が見られます。
その大きな理由が、2階のほうが延床面積を確保しやすいからです。
建築工事においては、基礎と屋根の工事に多くの費用がかかります。
平屋の別荘は基礎や屋根の面積が広がる分、坪単価も高くなってしまうのです。
平屋は安いというイメージをお持ちの方も多いようですが、坪単価は平均1~2割程度も2階建てより高くつくといわれています。
広い敷地が必要
平屋別荘を持つには、広い敷地を必要とすることもデメリットといえます。
1階のみの平屋で快適な空間を確保するためには、相応の広い土地を探さなければなりません。
同じ敷地であっても2階建てのほうが延床面積を得やすく、平屋で同じ延床面積を確保するには庭を狭くするしかないのです。
別荘地の人気エリアは土地の価格が高いことも多いため、広い敷地で平屋を建てると予算面で無理が生じることも考えられます。
広い敷地の確保がむずかしい場合は、平屋よりも2階建てを検討したほうが良いかもしれません。
プライバシー対策が必要
平屋のメリットとして開口部を広くとりやすいことを先にお伝えしましたが、大きな窓を設置すると外からの視線も入りやすくなります。
また不審者は1階の窓から侵入するケースが多いため、セキュリティ面の危険性も高まります。
このように外部から目につきやすい点は、平屋別荘のデメリットといえるでしょう。
庭や塀などの外構を工夫したり、カーテンや防犯カメラなどでセキュリティ対策を強化する必要があります。
外観が多少損なわれるかもしれませんが、安全性を優先することが大切です。
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別荘を平屋で建てるときにおすすめの間取り・設備をご紹介!
最後に平屋別荘を建てる際におすすめの間取り・設計をご紹介します。
平屋の別荘におすすめの間取り・設備1:テラス
自然の豊かさと平屋別荘のメリットを生かすために、ぜひ設置したいのがテラスです。
テラスを設けることによって優雅な景色の中で食事を楽しんだり、趣味を楽しんだりできるスペースとなります。
リビングからひと続きになったテラスにすると、空間をより広く演出できます。
サンルームにすれば雨の日でも安心なので、さらに活用の幅が広がるでしょう。
平屋の別荘におすすめの間取り・設備2:中庭
中庭は、床面積が広い平屋別荘にはとくにおすすめです。
平屋の別荘は、床面積が広いと自然の地面を感じることがむずかしくなります。
そこで中庭を設けることによって、建物の中心にいても自然を感じられるようになります。
アウトドアの際に利用するスペースとしても最適です。
平屋の別荘におすすめの間取り・設備3:天窓
窓を大きく取れるメリットがある平屋別荘は、天窓を取り入れることで長所をさらに発揮します。
天窓を設置することで日光がたっぷりと降り注ぎ、暗くなりやすい方角でも自然光で明るくなります。
そのため照明の利用も少なくてすむようになるでしょう。
生活空間の中に青空や星空を取り入れられるのも、天窓のメリットです。
平屋の別荘におすすめの間取り・設備4:暖炉
平屋別荘での暮らしをより快適にする暖炉もおすすめです。
暖炉を設けることで平屋別荘に重厚な雰囲気になり、贅沢なくつろぎ空間になることでしょう。
何より暖房効率が良く、寒い地域でしっかりと機能してくれるのもうれしいですね。
暖炉は薪を入れるタイプが主流ですが、煙やすすが出ない「バイオエタノール暖炉」も人気です。
平屋の別荘におすすめの間取り・設備5:薪ストーブ
薪ストーブも寒い地域におすすめの設備として挙げられます。
暖房設備としての機能はもちろんですが、暖炉よりも非日常感を味わえるのが薪ストーブの特徴です。
別荘内に設置すると、炎の揺らめきと暖かさで心からリラックスできるはずです。
平屋の別荘におすすめの間取り・設備6:プール
まるでリゾートのような雰囲気がお好みの方は、間取り・設備にプライベートプールを設けてはいかがでしょうか。
プールサイドでくつろいで心身ともにリフレッシュしたり、本格的に泳いで運動不足を解消したりできます。
設置にかかる費用は高くなりやすいですが、別荘の雰囲気にさらなる贅沢さが加わるでしょう。
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まとめ
平屋の別荘なら管理がしやすくなるだけでなく、開放的で優雅な空間作りができるなどさまざまな魅力があります。
ただし、敷地の広さやプライバシー対策なども必要になることも覚えておきましょう。
これから別荘を建てたい方は、平屋の別荘で理想を叶えてみませんか?
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