空き家を別荘として活用するメリットを解説!活用方法や注意点もご紹介!
バブル期の勢いで増えた別荘も、時代の変化とともに空き家になることが増えてきました。
別荘地以外でも空き家は増えており、今や社会問題にもなっています。
しかし働き方改革が進む今こそ、空き家を別荘として活用するチャンスです。
今回は空き家を別荘として活用するメリットや方法、さらに活用時の注意点もご紹介しますので、空き家を所有されている方はぜひ参考になさってください。
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空き家を別荘として活用する3つのメリットとは
空き家の別荘としての活用法には、「自分で使う場合」と「貸し出して運用する場合」の2種類に大きく分けられます。
ここでは、それぞれの活用法のメリットについて解説します。
空き家を別荘として活用するメリット1:老朽化を防ぐことができる
人が住まない空き家は換気が十分におこなわれず湿気がこもりやすいため、建物の老朽化が早くなります。
しかし別荘として自己利用したり人に貸し出したりすることで、建物内の換気が自然とおこなわれるため、老朽化を防ぐことができます。
必要以上に修繕をせずに済むので、結果として維持費の削減にもつながるでしょう。
空き家を別荘として活用するメリット2:自由に使える
空き家を別荘として自己利用する場合、自由に別荘を使用できる点が大きなメリットになります。
別荘は避暑地としてだけでなく、趣味の場所として活用されることも増えてきました。
森林に立地する空き家を別荘にすれば、森林浴をしながらバーベキューやキャンプなどのアウトドアを楽しむことができます。
海の近くの立地であれば、サーフィンや釣りなど海のアクティビティの拠点としても利用できるでしょう。
また、趣味の場所としてだけではなく、働き方改革が進む現代なら職場として環境を整えて活用するのも良いかもしれません。
人が少ない静かな別荘内なら、集中してもくもくと作業できるでしょう。
空き家を別荘として活用するメリット3:収益を得られる
このメリットは、空き家を別荘にして人に貸し出した場合に享受できます。
空き家の使い道がない場合は、税金や諸費用などのお金だけがかさむ困った存在にもなりかねません。
その場合は、空き家を貸別荘として活用することで、宿泊費を得られるでしょう。
貸別荘業として別荘の運用がうまくいけば、安定した収入の柱にもなります。
貸別荘なら維持管理にかかる費用をまかなえるだけでなく、空き家の老朽化を食い止めることにもつながるメリットがあります。
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空き家を別荘として活用する方法3選!
続いては、空き家を別荘として活用するための具体的な方法をご紹介します。
空き家を別荘として活用する方法1:セカンドハウスにする
まず、はじめにご紹介するのは、空き家をセカンドハウスとして活用する方法です。
セカンドハウスとは、自宅のほかに毎月1回以上居住するための家のことを指します。
セカンドハウスに認定されると法律上の「住宅」となり、固定資産税や都市計画税が軽減されます。
厳密にいうと「別荘」と「セカンドハウス」には違いがあり、利用目的や利用頻度によって変わるので、認定を受けるべきかどうかは慎重に判断しましょう。
たとえば息抜きのため毎週末利用するようであれば、別荘よりもセカンドハウスとして活用するほうが良いかもしれません。
空き家を別荘として活用する方法2:運用して1日~1年単位で貸す
空き家を別荘にしても自己利用しないという場合は、貸し出すのも有効的な活用方法といえます。
貸し出しの方法は「民泊経営」「貸別荘経営」「賃貸経営」の3種類あるので、自己利用の頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。
民泊経営は、1日単位で貸す方法です。
民泊経営だと宿泊者はあまりサービスを期待しない傾向があるため、3つのなかでは比較的気軽にはじめられます。
また民泊経営は、自己利用を頻繁におこなう方に合った経営方法といえます。
貸別荘経営は、1か月単位で貸す方法です。
とくに人気がある別荘地に空き家を所有している場合、貸別荘経営だと高い需要が見込めるため放置しておくのはもったいないです。
貸別荘経営をはじめて収益化することで、空き家がプラスの資産になるでしょう。
賃貸経営は、1年単位で貸す方法です。
賃貸経営での貸し出しは、まったく空き家を利用しないという場合におすすめです。
自己利用はむずかしくなりますが、その分安定した家賃収入を期待できます。
リモートワークが推進される流れもあり、自宅以外の場所で働きたい需要も徐々に増えてきました。
そのような方に向けて別荘を貸すことは、現実的な空き家の活用法といえます。
空き家を別荘として活用する方法3:不動産会社を利用する
空き家を別荘として活用したいけれど、忙しくて時間が取れない、専門知識がよくわからないといった理由で、結果的に放置してしまうこともあるかもしれません。
なかなか行動に移せない場合は、不動産会社を頼るのも有効な手段といえます。
たとえば先程ご紹介した賃貸や貸別荘といった経営に関しては、不動産会社をとおすことでよりスムーズに経営が進められるようになります。
ここではご紹介していない空き家の活用方法についても知識があり、相談内容からあなたに合わせた提案ができることが不動産会社の強みです。
直接的に空き家の活用とはなりませんが、自分にとっての最適な答えが見つからないときは不動産会社へ相談にいくことをおすすめします。
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空き家を別荘として活用する際の注意点2選
空き家を別荘として活用するメリットや活用方法をご紹介してきましたが、活用する際の注意点も忘れてはいけません。
最後に空き家を別荘として活用する際の注意点を解説します。
空き家を別荘として活用する注意点1:かかる手間や費用を考慮する
空き家を別荘にして所有し続ける場合は、別荘の所有者として建物や土地の定期的な維持管理が欠かせません。
別荘の利用頻度が年に1回程度だとすると、その1回の訪問時にメンテナンスするだけでは足りない可能性が高いです。
訪問の回数が少ないと建物の故障や劣化に気づかず、いつの間にか別荘が利用できなくなってしまうかもしれません。
また、敷地内の草木が伸びてしまい、景観を損ねることも考えられます。
そうならないためにも、定期的に訪問して管理をする必要があることを考慮しましょう。
管理の手間にくわえ、固定資産税や光熱費、修繕費といった諸費用もかかります。
このようなランニングコストも計算し、空き家をどう活用していくほうが良いのか検討していくことが大切です。
空き家を別荘として活用する注意点2:管理ができなくなった場合の対策を考えておく
空き家を有効利用していたとしても、さまざまな事情で維持管理がむずかしくなることがあるかもしれません。
たとえば別荘を使って賃貸経営をしていたとしても、コストが収益を上回って赤字経営となる可能性も考えられます。
また、空き家別荘の所有者がケガや病気で動けなくなり、建物を管理できなくなることもあるでしょう。
このように万が一の事態を考えて対策しておくと、いざというときも安心です。
具体的には、別荘を売却するとどのくらいの金額になるのかや、別荘を管理してくれるサービスが近くにあるのかを事前に確認しておくと良いでしょう。
さまざまなケースを予測して、別荘の維持管理がむずかしくなった場合の対処法まで考えておくことが大切です。
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まとめ
空き家を別荘として活用することによって、趣味の場所としての自己利用や、貸別荘として収益を得られるメリットがあります。
ただし別荘を所有し続ける場合は、かかる手間や諸費用を考慮し、維持管理がむずかしくなった場合の対処法も考えておくことが大切です。
また空き家を所有しているけど有効的な活用方法がわからない方は、不動産会社などプロの力を借りるのも良い手段です。
空き家をお持ちの方は、ぜひ別荘としての活用も選択肢にくわえてみてはいかがでしょうか。
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