別荘はどんな管理が必要?自己管理と管理委託のメリット・デメリットを解説
別荘を維持するためには、購入後の適切な管理がとても大切です。
しかし、実際にどのような管理が必要なのか、自分でやるべきか、業者におまかせすべきかと悩む方もいらっしゃるでしょう。
今回は別荘に必要な管理についてご紹介し、自己管理と管理会社への委託、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
別荘を持ちたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
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別荘を所有するとどのような管理が必要になるのか
別荘を所有すると、マイホームと同じように建物や敷地の管理が必要になります。
では具体的にはどのような管理をする必要があるのでしょうか?
別荘で快適に過ごすためには、まず設備に不具合がないか点検することが重要です。
とくに水回りの管理は大切で、管理を怠ると水道からサビが出てきたり、悪臭の原因になったりします。
冬は給水管内の水を排出する水抜きをやっておくことで、水道管の凍結や破裂を予防できます。
照明や家電などの設備に異常がないかのチェックや、室内にたまったほこりやカビなどの清掃も必要です。
また別荘周辺の環境整備も欠かせません。
庭の手入れや路肩の草刈り作業、冬は道路や屋根の除雪作業といったインフラ整備も必要です。
さらに、害虫がいないかのチェックと駆除、汲み取りなどが必要になる場合もあります。
このような維持管理を定期的におこなうことで、安心して快適に別荘を利用できるのです。
なお管理人が常駐している別荘地では、管理費を支払って基本的な管理全般をおこなってくれる場合があります。
しかし管理人がいない別荘は、すべて自己負担で管理することになります。
管理人がいない別荘で自己管理がむずかしい場合には、別荘の管理代行サービスを利用すると良いでしょう。
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別荘を自己管理するメリットとデメリットを解説!
ここでは、別荘を自分で管理するメリットとデメリットをご紹介します。
別荘を自己管理するメリット1:管理費用を抑えられる
別荘を自分の手で管理することで、管理費用を抑えられることが自己管理の大きなメリットです。
別荘を所有すると、維持管理以外にも光熱費や修繕費、火災保険料、税金などさまざまな費用がかかります。
しかし自己管理をすることで、年間数万円~数十万円程度の負担軽減が期待できます。
浮いた分の費用を、別荘暮らしで必要なほかの費用に充てることもできますね。
別荘地で楽しむ趣味やレジャーに使うのも良いかもしれません。
別荘を自己管理するメリット2:好きなタイミングで管理できる
別荘の利用が月1回以上あるような方なら、来荘のたびに自己管理をすることができます。
自分の好きなタイミングで、かつ定期的に管理ができる点は自己管理のメリットといえます。
別荘の手入れや修繕を業者に委託すると思いのほか時間がかかってしまうため、使いたいときに設備が使えないこともあるでしょう。
時間をかけた細やかな対応は良いのですが、せっかくの休暇でも心が落ち着かなくなるかもしれません。
また庭の手入れも、ガーデニングが好きな方なら自分で好きなときにおこないたいと考えるでしょう。
別荘を自己管理するデメリット1:自分で手間をかける必要がある
自己管理をする場合は、清掃や点検を自分でしなければならない点がデメリットといえます。
別荘の利用頻度が少ない場合は、不在の間に草木が伸びきってしまったり、ほこりやカビが増えたりして清掃の手間が増えます。
さらに、清掃道具の用意や設備の修繕もすべて自分でおこなわなければなりません。
もしきちんと自己管理ができなければ、設備の劣化が早まったり、草木が邪魔で別荘に入れなくなったりとストレスになる可能性も考えられます。
年に1回程度の来荘の場合は、考えている以上に管理の手間がかかりすぎてしまう可能性があります。
別荘を自己管理するデメリット2:別荘への移動時間や交通費がかかる
自己管理をするために定期的に別荘へ通うとなれば、別荘へ行くための時間も交通費もかかります。
自宅が遠方の場合は、別荘への移動時間やコストが余分にかかってしまうことも別荘を自己管理するデメリットになります。
見逃されやすい部分ですが、管理のためだけに時間やお金をかけるべきかどうか検討したほうが良いかもしれません。
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別荘の管理を管理会社へ委託するメリットとデメリットを解説!
最後に、別荘の管理を管理会社へ委託するとどんなメリット・デメリットがあるかをご紹介します。
別荘の管理を管理会社へ委託するメリット1:管理の手間が省ける
別荘の管理を委託すると、清掃や点検、そのほかの作業をおまかせできるメリットがあります。
別荘で過ごす時間は、楽しく快適なひとときが良いですよね。
しかし自己管理をしていると、別荘を訪れても清掃やチェックばかりになってしまう方もいらっしゃるようです。
また別荘地は敷地を広く確保されていることが多いため、自分の手で管理すると相当な時間を要してしまうでしょう。
たまの息抜きに別荘へ来た方にとっては「なにをしに来たのだろう?」と疑問に思っても仕方ありません。
別荘でやりたいことを思いっきり楽しみたい方にとっては、管理会社への委託がおすすめです。
別荘の管理を管理会社へ委託するメリット2:きれいに整備できる
別荘の管理を委託することで、よりきれいに環境整備できるのもメリットです。
清掃や庭の手入れ、保守点検、ゴミの仕分け・処理なども、自分でやろうと思えばできることばかりです。
しかし、やはり素人の手で管理するよりその道のプロにおまかせするほうが丁寧できれいになります。
管理会社にもよりますが、清掃や植栽のほかにも別荘の巡回パトロール、荷物の受け取りなどを対応するフロント業務もおこなってくれます。
自己管理では手が届かないサービスも受けられるので、安心して別荘の利用を楽しめるのではないでしょうか。
別荘の管理を管理会社へ委託するデメリット1:定期的な管理費用がかかる
別荘を管理会社へ委託すると、管理費用が定期的にかかってしまう点がデメリットです。
委託の費用相場は管理会社やサービス内容、別荘の敷地面積などで異なりますが、年間10万円以上は見込むほうが良いとされています。
希望する管理サービスが基本内容に含まれていないこともあり、別途費用が発生するケースもあります。
気候の変化が激しい別荘地は建物が傷みやすいため、さらに費用がかかるかもしれません。
このランニングコストがあるのとないのとでは、大きく差がつくことでしょう。
別荘の管理を管理会社へ委託するデメリット2:個別のサービスをおこなう管理会社が少ない
別荘の管理を代行するサービスには、さまざまな内容が含まれています。
そのなかでたとえば「掃除だけを依頼したい」といったように、個別のサービスをおこなう管理会社が少ないこともデメリットです。
必要箇所のみの対応や利用頻度に応じた対応があれば管理費用が節約もできますが、現状なかなかそうはいかないようです。
もし個別でサービスを依頼したい場合は、管理会社ではなく個別の専門業者へ問い合わせると良いでしょう。
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まとめ
別荘を長く快適に所有し続けるためには、別荘の管理が欠かせません。
自己管理だと自分の好きなタイミングで管理でき、管理費用の削減もできます。
一方で、管理会社へ委託をすると自分では行き届かないサービスも受けられ、保守の面でも安心です。
2つの管理方法を比較し、どのように別荘を管理していくほうが自分に合っているのかを検討すると良いでしょう。
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