【2024】高山市のおすすめスポットに注目！飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館

岐阜県北部の高山市は、城下町の雰囲気が残る自然豊かなエリアでリゾート地としても人気があります。
ゆったりとした空間で落ち着いて過ごしたい方の居住地としてとくにおすすめのエリアです。
今回は、そんな高山市の魅力を味わっていただくため、飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館についてご紹介します。
飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館の楽しみ方を知り、ぜひ高山市に居住する際のご参考にしてみてください。

高山市の飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館の魅力①飛騨大鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館を知っていただくため、まずは飛騨大鍾乳洞についてご紹介します。
飛騨大鍾乳洞は、高山市の自然を感じられるおすすめのスポットです。
高山市に居住した際は、大自然がつくり上げた芸術品で心を癒やすため、飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館を訪れてみてはいかがでしょうか。

特徴

飛騨大鍾乳洞は、国内でも屈指の長さと高さを誇る鍾乳洞です。
全長が800mほど、900mの標高があり、飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間地点に位置しています。
900mもの標高は、観光鍾乳洞のなかでは日本一です。
高山市のあたりには、2億5000万年前は海があり、海の中のサンゴからできた石灰石などが少しずつ溶けて堆積していき、長い年月をかけて鍾乳洞がつくられてきました。
鍾乳洞内における平均気温は、1年をとおして12℃ほどです。
そのため、とくに夏場の避暑スポットとして利用しやすい特徴があります。
近年は、夏場の暑さが年々厳しくなっているため、涼を感じるために訪れると良いかもしれません。
飛騨大鍾乳洞では、冬場は1月上旬から3月上旬にかけてしか見られない氷の渓谷を楽しめるため、どの季節にも魅力があることがわかります。
また、飛騨大鍾乳洞の大きな特徴の1つとしてヘリクタイトの存在も挙げられます。
ヘリクタイトとは、左右にねじれながら垂れ下がっている鍾乳石のことです。
飛騨大鍾乳洞は昭和40年に発見されましたが、ヘリクタイトは学術的にも珍しく、ここでしか見られません。
国内の観光鍾乳洞は80か所ほどありますが、飛騨大鍾乳洞はヘリクタイトが現存する希少な場所とも言えるでしょう。
鍾乳洞内は3つの区分に分かれており、出口が3つあるため、途中で退場することも可能です。
第3区分以降は急な坂道などもあり、健脚の方でないと苦しいかもしれません。
なお、3つの区分をすべて見学した場合の目安時間は、30分ほどです。
ペットの同伴もできるため、家族にペットがいる方は、みんなで一緒に楽しめるメリットもあります。

アクセス

大自然のなかにある飛騨大鍾乳洞は、高山市の中心街から自動車で20分程度の場所にあります。
そのため、移動時間が長いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自動車以外でもアクセスしやすいように「鍾乳洞口」バス停からは無料シャトルバスが運行しています。
バス停から飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館まではシャトルバスですぐ到着でき、もちろん復路のシャトルバスもあるため、安心です。

●所在地：岐阜県高山市丹生川町日面1147
●営業時間：8：00～17：30（4月～10月）／9：00～16：30（11月～3月）※入館はいずれも30分前まで
●定休日：年中無休
●アクセス方法：高山市内より自動車で20分程度、高山濃飛バス「鍾乳洞口」バス停よりシャトルバスで3分
●駐車場：300台（無料）

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高山市の飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館の魅力②大橋コレクション館

次に、飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館の魅力をお伝えするべく大橋コレクション館の概要についてご紹介します。

特徴

大橋コレクション館は、飛騨大鍾乳洞の発見者である故・大橋外吉氏が収集したさまざまな芸術品が展示される博物館です。
日本を含む世界の美術品、化石類、装飾品などを鑑賞できます。
展示物は約1,000点ほど並んでいるため、見応えがあるでしょう。
なかでも2007年に盗難にあった金塊の展示物は見どころです。
翌2008年に犯人逮捕により返還されたため、「戻ってきた金塊」として展示されています。
売却のために犯人によって一部をバーナーで溶かされており、戻ってきた金塊は複数の塊になっていました。
隣には盗難前のレプリカの金塊も並んでおり、珍しい展示物として注目を集めています。
さまざまな展示物を鑑賞することによって歴史や文化に対する教養が身についたり、知識が深められるでしょう。

アクセス

大橋コレクション館は、飛騨大鍾乳洞と併設しています。
飛騨大鍾乳洞の入口手前に大橋コレクション館があります。
飛騨大鍾乳洞と大橋コレクション館は同施設のため、飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館として1度入場料を支払えば、両方の施設に入場することが可能です。
駐車場は共有で営業時間・定休日も同様です。

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高山市の飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館の楽しみ方

最後に、高山市にある飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館の楽しみ方についてご紹介します。

楽しみ方①洞窟低温貯蔵酒

飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館では、飛騨大鍾乳洞の環境を利用し、鍾乳洞内の一角に酒の貯蔵庫が設置されています。
なかには日本酒・ワイン・焼酎などが保存されており、お土産にしたり、貯蔵キープしたりすることが可能です。
低温で長期貯蔵することによってまろやかな舌触りのひと味違ったお酒に仕上がります。
お酒好きの方にはもってこいの楽しみ方と言えるでしょう。

楽しみ方②氷の渓谷

高山市の飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館へは、先述した氷の渓谷を見るために来訪する方も多くいらっしゃいます。
冬限定で人工的につくられたものですが、ライトアップもされており、幻想的な景色に感動を覚えることでしょう。
氷の渓谷は、鍾乳洞の出口付近で見ることが可能です。
見応えがあり、写真が趣味の方にも美しい被写体としておすすめです。

楽しみ方③恋人の聖地

飛驒大鍾乳洞・大橋コレクション館は、高山市における「恋人の聖地」としても知られており、カップルからも人気です。
カップルが愛を誓うための誓いの鐘や誓いの合鍵、誓いの絵馬があり、願いごとを書いてかける方が多くいらっしゃいます。
最終出口付近には、子宝神社もあり、祠内の石碑をなでることによってご利益を得られるとされています。
また、鍾乳洞内にも恋人の聖地として選定されている愛深スポット（トンネル）があるため、チェックしてみてはいかがでしょうか。
幻想的な照明のなかを手をつないで歩けば、より一層仲が深まると言われています。

楽しみ方④岩魚たちの楽園

飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館では、駐車場に戻るまでの通路沿いに庭園があり、池も見られます。
池のなかには多数の岩魚がおり、元気に泳ぐ姿を観察することが可能です。
滝の裏側からも間近で岩魚の観察ができ、お子さま連れのファミリーにも人気のスポットです。
自然に触れることによってストレスを軽減させ、リラックス効果を味わいましょう。
ただし、冬季は閉園していて見学ができないため、注意が必要です。

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まとめ

高山市にある飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館は、さまざまな楽しみ方ができる施設です。
避暑スポットや学習機会の場としてだけではなく、景色を見たり、お酒を入手したりするために訪れるのも良いでしょう。
お子さまは冒険気分で洞窟内を散策できるほか、カップルでライトアップされたトンネルをくぐるのもおすすめです。
あらゆる世代の方が楽しめる工夫があるため、高山市へ居住した際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。