【2024】高山市にある「光ミュージアム」とは?展示内容やイベントについてご紹介
引っ越しをするときは、家の条件だけでなく、その地域にどのような施設があるのかも気になりますよね。
そこで今回は、高山市にお住まいをご検討中の方々へ、地域の文化と芸術に触れる絶好の場所「光ミュージアム」をご紹介いたします。
光ミュージアムの概要やフロア別の展示内容、体験・イベントについてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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高山市にある「光ミュージアム」の概要
「光ミュージアム」は、岐阜県の飛騨高山の美しい丘陵地に位置し、平成11年春に開館した、美術館と博物館の機能を併せ持つ複合型ミュージアムです。
平成29年には運営体制を一般財団法人へと移行し「一般財団法人 光ミュージアム」として運営されています。
光ミュージアムの概要
光ミュージアムの使命は、優れた芸術作品や貴重な博物資料、そしてそれらに関する最新の情報と知識を公開し、提供することにより、人々の生活や心に「光」をもたらすことです。
高山市にお住まいを検討されている方々にとって、光ミュージアムは地域の魅力をさらに深く知るための素晴らしい場所となるでしょう。
「光ミュージアム」は、美術品から古代遺物に至るまでの幅広いコレクションを誇ります。
古代遺跡をイメージして設計された地下3階建ての施設内には、自然や人類によって残された優れた作品や価値ある博物資料が収蔵・展示されており、それらに関する最新の情報も広く公開されています。
主な収蔵品
展示されている主な収蔵品は、以下のとおりです。
●西洋絵画:モネ、ゴッホ、ルノワール、コローなど
●日本画:横山大観、菱田春草、上村松園、川合玉堂など
●工芸品:国宝に指定されている太刀「銘 康次」や重要文化財に指定されている太刀「銘 了戒」など
●彫刻:ブールデル、ブランクーシ、セカール、富永直樹など
●その他:書、写真、着物、陶磁器、土器、化石、隕石など多岐にわたるジャンルのアイテム
「光ミュージアム」は、その卓越した収蔵品と独特の展示を通じて、訪れる方々に教育的な体験と芸術的な啓発を提供しています。
アクセス方法
光ミュージアムはJR高山本線「高山駅」から徒歩で約35分の場所にあるため、車やバスで行くのがおすすめです。
●所在地:岐阜県高山市中山町175
●開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
●休館日:毎週火曜日・水曜日(祝日の場合開館)、冬期間
●アクセス方法:市内路線バス「光ミュージアム前」より徒歩5分
●駐車場:あり(乗用車300台、大型バス30台まで)
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高山市にある「光ミュージアム」のフロアについて
光ミュージアムは地上1階、地下3階の鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造で建設されており、丘陵地を巧みに利用した設計となっています。
フロア別の展示内容は、以下のとおりです。
1F(企画展示室、中庭ピラミッド、手島右卿記念室について)
「光ミュージアム」の1階は、企画展示室、手島右卿記念室、中庭ピラミッドがあります。
企画展示室では、美術の一形態である「書」を中心に展示しています。
古典的な書から現代的な解釈まで、幅広い作品が展示されていることでしょう。
手島右卿記念室は、昭和時代を代表する現代書の先駆者であり、「昭和の三筆」と称えられる手島右卿の業績と作品を顕彰する特別な空間です。
右卿は、1901年に高知県安芸市で生まれ、川谷尚亭や比田井天来に師事し、中国や日本の古典に深く根差した厳しい鍛錬を重ね、多様な臨学や書法を会得しました。
手島右卿は、東洋の哲理と現代人の美意識を融合させた新しい書の様式「象書」を創出しました。
代表作には、「崩壊」(1957年)や「抱牛」(1955年)などがあり、これらの作品は世界的に認知されています。
中庭には、メキシコ・ベラクルス州エルタヒン遺跡の1つである「壁龕のピラミッド」をモチーフにした建造物があります。
このユニークな展示は、歴史や古代文明に興味のある方々にとって興味深いものです。
B1F(飛騨展示室、人類史展示室について)
「光ミュージアム」の地下1階は、歴史や地域の文化遺産に深い洞察を提供する飛騨展示室と人類史展示室で構成されています。
飛騨展示室では、飛騨地域に特有の化石や岩石、石器、土器などが展示されており、地域の自然環境や古代の人々の生活様式に関する貴重な情報を提供しています。
飛騨地域の地質学的な特徴や古代からの歴史を知ることができる展示が特徴です。
奥には、サンクンガーデンがあり、恐竜の実物大復元模型も展示しています。
人類史展示室では、世界の古代文明と日本の縄文時代をはじめとする考古資料が展示されています。
文化や歴史に対する好奇心を持つ方々にとって、これらの展示室は訪れる価値があるでしょう。
B2F(美術展示室、ピラミッドホールについて)
「光ミュージアム」の地下2階は、多機能性と美術への深い敬意を反映した空間で、ピラミッドホールと美術展示室の2つの主要エリアで構成されています。
ピラミッドホールは、多目的ホールで、床の形状を7パターンに変更することが可能です。
ホールの中央には、500kgの御影石を水圧で浮かせて回転させる泉があり、この革新的なデザインは訪問者に深い印象を与えます。
北面中央に位置する能舞台は、前後に動かすことができ、後方に収納するとステージとしての空間を拡大することが可能です。
美術展示室では、西洋絵画、日本画、書、彫刻、屏風などの美術品が展示されており、年に3回、特別展や企画展が開催されます。
B3F(総合案内、チケット売り場について)
「光ミュージアム」の地下3階は、訪問者が最初に接するエントランスフロアです。
総合案内、チケット売り場、そして美術館棟につながる地下通路を備えています。
総合案内では、入館に関する全般的な情報提供をおこなっており、チケット売り場では入館券を販売しています。
地下通路は、訪問者を日常の世界から非日常の芸術と文化の世界へと導く「タイムトンネル」です。
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高山市にある「光ミュージアム」の体験・イベント
高山市にある光ミュージアムでは、謎解きプログラムやレプリカストラップづくり、まがたまストラップづくりの体験ができます。
謎解きプログラム
光ミュージアムでは、館内を巡りながら謎を解く「謎解きチャレンジ」プログラムを開催しています。
謎を解き明かしてゴールにたどり着くと、参加者にはプレゼントが贈られます。
各謎解きプログラムには所要時間と料金が設定されており、家族や友人と一緒に楽しむのに最適です。
難易度は初心者から上級者まで幅広く、たとえば「モンスターのひみつをときあかせ」や「ヒカリュウと宝の地図」など、さまざまなテーマの謎解きが楽しめます。
レプリカストラップづくり
レプリカストラップづくりとは、アンモナイト、三葉虫、巻貝化石のレプリカを型で作り、クリスタルで装飾してストラップにする体験学習です。
4歳以上が対象となり、毎週土日祝日、ゴールデンウィーク(5/3~5)やお盆期間(8/10〜19)など特定の期間に利用可能です。
また、夏には本物のティラノサウルスの歯からとった型を用いたレプリカを特別版で作ることができます。
開催日は、7月20日~8月31日の期間の土曜・日曜・祝日、お盆期間(8/10〜19)です。
まがたまストラップづくり
まがたまストラップづくりとは、カラフルなオーブン粘土を用いてマーブル模様の勾玉やトンボ玉を形成し、オーブンで焼いてキラキラビーズをつけたストラップを作ることができる体験学習です。
小学1年生以上が対象となり、毎週土曜・日曜・祝日、ゴールデンウイーク(4/27~5/6)、 お盆期間(8/10~19)に開催しています。
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まとめ
高山市にある「光ミュージアム」は、美術館と博物館の機能を併せ持つ複合型ミュージアムです。
1階から地下3階までのフロアには、手島右卿記念室やピラミッドホールなどがあります。
謎解きプログラムやレプリカストラップづくりなど、子どもと一緒に楽しめる体験やイベントも充実しています。
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