【2024】SL列車に乗って楽しめる!島田市の大井川鐵道をご紹介
鉄道といえば生活に欠かせない交通手段の1つですが、観光資源としても多くの方から愛されています。
なかでも、SL列車に実際に乗れることから人気を集めているのが、島田市にある大井川鐵道です。
この記事では、大井川鐵道の概要やSLの魅力、楽しみ方についてご紹介します。
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島田市にある大井川鐵道の概要
まずは、歴史やアクセスなど、島田市にある大井川鐵道の概要をご紹介します。
歴史
大井川鐵道は、大正14年3月に電源開発と森林資源の輸送を目的として創立されました。
昭和6年には金谷〜千頭間が全通し、これまで鉄道という交通手段がなかった大井川周辺の地域の生活を一変させました。
昭和34年には井川線の運行を開始、昭和51年になると全国でいち早くSLの復活運転を実施し、観光鉄道として全国的な知名度を獲得しています。
平成26年からは、アジア初となる「きかんしゃトーマス号」の運行を開始し、世界的な人気キャラクターとのコラボレーションを実現しました。
SLの動態保存
大井川鐵道の大きな魅力が、SLの動態保存をおこなっている点です。
動態保存とは、旧式となった鉄道車両を運用可能な状態で整備・保存することです。
上記のように保管することで、大井川鐵道では現在でも4両のSLが日常の運用として使用され、年間で300日あまり運転しているなど活躍を続けています。
また、SLの部品にはもう手に入らないものもあり、部品交換の際には自社で製作して対応するなど、旧国鉄時代から受け継がれた高い技術が現代でも生かされています。
昭和10年代~30年代製造の客車に乗れば、SLが製造された昭和の時代を肌で感じられるでしょう。
EL
大井川鐵道では、SLだけでなくELも活躍しています。
なかでも、E10形電気機関車は1949年の大井川本線の電化にあわせて製造された貴重な電気機関車です。
製造当時は貨物列車などのけん引にあたっていましたが、貨物輸送の中心がトラック輸送に移ってからはSLのサポート役として活動するようになりました。
井川線用も含め、現在では4形式9両のSLが大井川鐵道に所属しています。
アクセス
大井川鐵道のSLを見学したい場合や切符を購入したい場合には、まずは新金谷駅SLセンターへ向かうのがおすすめです。
電車で行く場合、JR東海道線の金谷駅で下車し、ホームを移動して大井川鐵道の乗り場へ向かいましょう。
金谷駅から新金谷駅までは、大井川本線普通電車で4分ほどで到着します。
自家用車で向かう場合は、新東名の島田金谷ICまたは東名の相良牧之原ICで降りるのがおすすめです。
●所在地:静岡県島田市金谷東二丁目1112番地
●アクセス:JR東海道線「金谷駅」より大井川本線普通電車で約4分
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島田市にある大井川鐵道のSL列車
大井川鐵道の魅力を語るうえで、SL列車は欠かせない存在です。
SLに実際に乗って楽しめるのはもちろん、SLを見たりグッズを購入したりとさまざまな楽しみ方ができます。
大井川鐵道のSL列車についてご紹介します。
かわね路号・南アルプス号に乗る
実際にSL列車に乗れるのは、SLの動態保存をおこなっている大井川鐵道ならではの魅力です。
昭和10年代~30年代製造の客車は、木の座席や白熱灯、古い扇風機など昭和の面影を色濃く残しています。
また、車内ではお菓子や限定グッズなどの車内販売もあり、販売スタッフの実演付きで楽しめます。
SLに乗るには、まずは大井川鐵道に乗って新金谷駅まで向かいましょう。
新金谷駅には大井川鐵道の金谷駅からアクセスでき、昔ながらの硬券の切符にハサミを入れてもらうという現在ではなかなかできない経験ができます。
ただ、SLはホームと客車の隙間が広く、乗降口も狭いため、小さなお子さま連れの場合には注意が必要です。
きかんしゃトーマス号に乗る
大井川鐵道には、お子さまに大人気のきかんしゃトーマス号、きかんしゃトビー号、バスのバーティーと仲間たちがいます。
蒸気を噴き出すトーマス号の姿は迫力いっぱいで、大井川本線沿線の見どころを紹介するアナウンスも好評です。
井川線の千頭駅・奥泉駅間をゆっくりと走るトビー号は、沿線の豊かな自然をのんびりと楽しめます。
いずれも見どころが豊富なので、ご家族で遊びに行けば素晴らしい思い出が作れるでしょう。
ロコミュージアム
新金谷駅のロコプラザの奥は、ロコミュージアムとして活用されています。
1921年に製造されたドイツ製の機関車や1953年に製造された井川線のミニ列車など、貴重な車両が見学できます。
また、昭和30年代から40年代の駅舎を再現した空間もあり、ノスタルジックな空間を楽しめるのが魅力です。
なかでも珍しいのが、広告入り鏡です。
ロコミュージアムに展示されている広告入り鏡は、平成初期まで実際に大鉄下泉駅で使われていました。
現在では駅で見かけることはほとんどなくなりましたが、かつては毎朝この鏡に自分の姿を映して通勤・通学をしていた方がいたことでしょう。
世界に1つしかない貴重な広告入り鏡からは、昭和の人々の生活が垣間見えます。
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島田市にある大井川鐵道の楽しみ方
大井川鐵道の楽しみ方は、実際に乗れるSLだけではありません。
大井川鐵道のさまざまな楽しみ方をご紹介します。
アプト式列車
アプト式とは、急勾配を上るための鉄道システムの1種です。
1869年ごろから実用化されはじめた技術であり、現在日本でアプト式列車に乗れるのは大井川鉄道の南アルプスあぷとラインだけです。
もともとは水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設されたこともあり、カーブや小さなトンネルに対応できるよう小型車両が使われています。
沿線は南アルプスユネスコエコパークにも認定された自然豊かな地域であり、山岳鉄道ならではの雄大な風景が楽しめるのも魅力です。
走行中には車掌が車内放送で沿線の見どころを案内してくれるので、ガイド付きで名所を楽しめます。
沿線の見どころ
大井川鐵道の沿線には、さまざまな観光スポットがあります。
春には桜トンネル、秋には寸又峡の紅葉など、その時期ならではの美しい風景が楽しめるスポットが数多くあるのが魅力です。
また、絶景が広がる奥大井湖上駅など、大井川鐵道ならではの風景が楽しめるスポットもあります。
さらに、沿線には温泉が複数あるのも魅力の1つです。
川根温泉は「SLが見える温泉」として観光客から人気を集めているほか、数軒の民家と宿だけの秘湯である接岨峡温泉など、知る人ぞ知る温泉もあります。
大井川鐵道でSLを楽しんだあとは、沿線の観光を楽しむのも良いでしょう。
撮影スポット
大井川鐵道沿線は、絶好の撮影スポットとして有名です。
桜のトンネルの下を走り抜けるSLや、雄大な自然の中を走るアプト式列車など、ここでしか見られない景色が数多くあります。
撮影がしやすいスポットも多くあるので、撮影が初めての方でも安心です。
たとえば、新金谷駅にある転車台では、戻ってきたSLがゆっくりと回転する様子を撮影できます。
また、川根温泉の脇にかかる大井川第一橋梁は、大井川鐵道きっての人気撮影スポットです。
客車から手を振る人の姿もあわせて撮影できるのは、SL列車ならではの魅力です。
なお、撮影の際には、地元の方が所有する敷地に許可なく立ち入ることがないよう注意しましょう。
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まとめ
島田市にある大井川鐵道は、SLやELなどの貴重な列車に実際に乗って楽しめるのが魅力です。
お子さまに人気のきかんしゃトーマス号など魅力的な列車があるうえに、沿線にも魅力的なスポットが充実しています。
静岡県島田市に引っ越した際には、ご家族で大井川鐵道を利用してみてはいかがでしょうか。
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